程よい生活感が心地いい! センス溢れる6畳1Kお手本インテリア

  • 一人暮らしを楽しむ

一人暮らしの部屋の実例をご紹介。今回は、暮らしやすさも大切に考えたcimohomeさんにインタビュー。写真も参考に、ワンルームを快適に過ごすテクニックをチェックしていきましょう。

シュミレーションを徹底し、家具選び・配置を妥協しないことで、理想の部屋を手に入れたcimohomeさん。ハイセンスな見た目に目が行きがちですが、実は生活を豊かにするための収納術などのヒントがいっぱい。真似したい実践テクニックをご紹介します。
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 cimohomeさん

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1K6畳

おしゃれなだけじゃない、暮らしやすさも追及した“工夫”満載の部屋

マリメッコのテキスタイルが飾られたモノトーンベースのハイセンスなお部屋。6畳1Kの部屋に一人暮らしをするcimohomeさんは、見た目のおしゃれさだけではなく、暮らしやすさも追及した部屋作りをしているそう。
cimohomeさん

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統一感はあまり意識してません。インテリアの素材やカラーは、ちょっとごちゃっとしてるくらいが落ち着くんです。部屋が6畳しかないので、家具選びのときはサイズに注意して、イケアのフリーソフトを利用して、念入りに配置をシミュレーションしました。特に狭い部屋に住む人にとっては、家具選びの失敗は死活問題。このひと手間をかけたことで、理想的な部屋が叶いました

イケアの間仕切り棚がお気に入り。ずぼらさんにおすすめ!

おしゃれなお部屋に暮らしながらも、自らを“ずぼら”だと言うcimohomeさん。ずぼらゆえのこだわりがあるそう。
  • 収納は使う場所からすぐ手の届くところにあること

  • 整えなくてもさっとしまえるように

この2点を考えてインテリアを進めることで、「自然と散らからない」部屋を実現。
cimohomeさん

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いちばんのお気に入りはイケアで購入した間仕切り棚です。リビングスペースとベッドスペースを区切りたくて取り入れましたが、すぐ手が届くところに、大容量の収納があることで快適です。ずぼらでも部屋が散らからないというメリットも!
間仕切り棚で仕切ることで、ベッドルームとリビングの2つ...

間仕切り棚で仕切ることで、ベッドルームとリビングの2つのスペースを確保。

ベッド側からも棚が使えるので便利。棚の上は、間接照明や...

ベッド側からも棚が使えるので便利。棚の上は、間接照明やTVのリモコンなどの置き場としても活用

マリメッコのKAVIOのテキスタイルが素敵。飾り付けは...

マリメッコのKAVIOのテキスタイルが素敵。飾り付けは、楽天で購入した「タペスタリーキット」(3,240円)を使用


お部屋をアレンジする画期的なアイデア実例

リメイクシートで洗面所も特別な空間に

フランスのおしゃれなプチホテルのようなおしゃれな洗面所。でも、そこにも驚くべき工夫がありました。
cimohomeさん

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ストライプの壁紙は、マスキングテープを使ったなんちゃってDIYなんです。シルバー色幅10cmのテープを10cm感覚で貼りました。

賃貸用の貼って剥がせる壁紙もありますが、それより断然安いし簡単にできるのでおすすです。賃貸退去のときはもちろん気軽にはがせるので、気分しだいで雰囲気を変えられますよ

マスキングテープで壁紙をストライプに。

マスキングテープで壁紙をストライプに。


さらに、貼って剥がせるコマンドフック(カレンダー用)を使用し、壁にフレームも飾っています。また、ハイスツールを置くことで洗面所に長くいられる、いたくなる空間になったそう。

家の顔である玄関にも一工夫

おしゃれな家によくある靴箱下の間接照明も自作。
cimohomeさん

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棚板を1枚、一番下に持ってきて床とその棚板の隙間にLEDセンサーライトを置いただけのなんちゃって仕様です。帰宅外出時に自動で足元を照らしてくれるので、役立っています。なによりかわいくて気に入っています
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狭い部屋で困るのが、洋服の収納場所。そこで、cimohomeさんがおすすめするのが、本来は靴をしまうスペースを利用した玄関のなんちゃってコートクローク。
cimohomeさん

cimohomeさん

玄関にコートなどの専用スペースを設けておけば、帰ってすぐ脱いで、さっと掛ければいいだけなので、お部屋が散らかりません。収納のコツは、取り出しやすくするためにスペースに余裕をもたせること。ずぼらな人こそ、ぜひ!
耐荷重を重視して、二トリのつっぱり棒を使っているそう。...

耐荷重を重視して、二トリのつっぱり棒を使っているそう。コートのほかに、手袋や傘などもここに収納。

居心地の良い部屋だからこそ、インドアの楽しみが見つかる

今回、取材させていただいたcimohomeさんは、アラサーのOLさん。家具やインテリア雑貨の購入は、イケアや楽天を使うことが多いのだとか。ふだんお部屋ではほとんどの時間をソファで過ごしているそうです。居心地のよいお部屋だけに、テレビを見たり、読書をしたり、ティータイムを楽しんだりと、インドアの楽しみを満喫している様子。
のんびりとおうちカフェ。

のんびりとおうちカフェ。

趣味の読書はソファだけでなく、ベッドでも。

趣味の読書はソファだけでなく、ベッドでも。

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cimohomeさん

cimohomeさん

ミニマリストの方たちのすっきりした感じも素敵だと思いますが、ブランケットが常に使いっぱなしのくしゃくしゃの状態だったり、昨日のマグがうっかりそうのままテーブルにあったり……。そういうたちだし、そういうことに居心地いいと感じるタイプです
ライフスタイルを部屋に合わせて変えるのではなく、自分の心地よいライフスタイルを叶えてくれる部屋をつくることが、快適な部屋で暮らす最大の秘訣なのかもしれません。

まとめ

cimohomeさんのような素敵な部屋づくりをスタートするには、まずは自分の心地よいと思うライフスタイルを確認して。そのうえで、家具や配置のシミュレーションを徹底することで、愛すべき部屋に近づけるはずです。そこから先はアイデア勝負。壁紙をマスキングテープで貼ったり、既存の下駄箱をコートクローク使うなど、少しずつDIYをしたり、工夫できるポイントを見つけることで、お金をかけずに自分の部屋が素敵になっていく変化を楽しみましょう。
※写真は全て@cimohomeさんより提供。

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