SNSを見ていると、グリーンを取り入れた個性的な部屋の写真がいっぱいありますよね。そこで、とりぐら編集部では、たくさんの「いいね!」を集める人たちに、グリーンインテリアのこだわりなどをインタビュー。さらに、インテリアコーディネーターの堀よりこさんに、植物の素敵な飾り方についてレクチャーしてもらいました!
お店で一目ぼれしたグリーンを連れて帰ってきちゃった! なんて人が後を絶たないほど、最近はグリーンもポットもとてもスタイリッシュ。でも素敵なグリーンも複数並べるとバランスよく飾るのは難しいもの。そこで、素敵にグリーンを飾れる3つのTIPSを紹介します。
Roomo By Green interior 代表 堀よりこさん
インテリアコーディネーター/宅地建物取引士/照明コンサルタント/カラーコーディネーター/アロマテラピー/福祉住環境コーディネーター
毎日が忙しい人のためのWEBで完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営。東京都内在住。大手ハウスメーカーにて住空間の提案に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。
WEB:https://www.roomo.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/roomo_by_greeninterior
SNSで人気のグリーンインテリアの部屋、そのポイントは?
ぶら下げて浮遊感のあるインパクトをつくり出したり、壁のアクセントにしたり。インテリアショップの一角に並ぶグリーンを見ていると、自分だったらどこに飾ろうかな?と楽しい気分になりますよね。こうしたワクワクをお部屋に取り入れて、SNSにアップしている人たちの声をキャッチ!
断捨離しながら鉢を買い増し! 空間にメリハリつけて
断捨離を定期的にしてスッキリと、清潔感のある部屋を心がけているというiknn.iknnさん。「小さめの鉢物は動かしやすいというのもあって、好きだと思ったものは慎重になりすぎずに購入するようにしています」。
日当たりが悪い室内や手入れしにくい場所にはフェイクグリーンもチョイスしているそうです。「最近はよくできているものもあるので、本物と合わせて楽しんでいます。参考にしているのはInstagramやPinterest、海外のインテリア情報。とくにInstagramは購入場所を書いている方が多いんですよ」
日当たりが悪い室内や手入れしにくい場所にはフェイクグリーンもチョイスしているそうです。「最近はよくできているものもあるので、本物と合わせて楽しんでいます。参考にしているのはInstagramやPinterest、海外のインテリア情報。とくにInstagramは購入場所を書いている方が多いんですよ」
視界にグリーンが大きく入るように飾ってライトアップ
ダイナミックに伸びた葉に照明を当て、グリーンの立体感を際立たたせていたのが、こちらの部屋。「植物を天井から吊ったり棚の上に置いたりして、視界に入るグリーンの面積が大きくなるようレイアウトし、スポットライトでライティングしています」と、allbuild86さん。参考にしているのはデパートやインテリアショップ。店内に置かれたグリーンは見落としがちですが、意識して観察することを心掛けて目を養っているそう。
堀さん
スポットライトを当てるアイデアはぜひ参考にしたいです! 光の当たり具合で植物の陰影も楽しめます。吊るす植物は同じサイズの物を数個飾るのもいいですが、大小いろいろなサイズを飾ってもおしゃれですね
近所で安く買って、自分好みの鉢に植え替えたい!
「世話しきれずに枯らしてしまうことが多かったので、あまり珍しいグリーンは選ばずに丈夫な種類を買うことが多いですね」と話すのは、bell_helmets_333さん。好きだなーって思ったものを置いていったらこんな感じに、といった部屋づくりのラフさが、よりグリーンをのびのびとした印象に。参考にしているのはInstagramやインテリア雑誌など。「近所の植木屋さんで買う方がしゃれたお店より断然安いんです。それを自分好みの鉢に植え替えて楽しんでいます」
“植物ラブ”だから、家具はいたってシンプルに
「”植物欲”のまま、ただただ好きなものを集めています。植物が好きなので、ほかはシンプルになるよう素朴な木の感じでまとめているのがポイントです。模様替えが楽そうだからと取り入れたのは林檎箱。棚として活用しています」と話すMinimumnoiseさん。サボテンやユーフォルビア、多肉植物、生花、ドライフラワーなど、バラエティーに富んだ植物が部屋を彩ります。麻の鉢カバーやキリムのラグなどのアクセントもおしゃれポイントですね。
堀さん
観葉植物と素朴な木の家具が馴染んでいるので、観葉植物が多くてもお部屋全体のまとまり感がありますね。植物は雑多に置いてありそうに見えて、ちゃんと高低差をつけて配置していることも見習いたいポイントです
インタビューして意外だったのは、かわいいからなんとなく、と気軽にグリーンを取り入れている人が多いこと! みなさんも、インテリアショップやグリーン専門店、SNSなどを眺めてイメージを膨らませてみて。
プロ直伝! すてきに飾れる3つのTIPS
一目ぼれしたグリーンひとつを飾るだけなら、悩む必要はありません。テクニックが求めれるのは、複数の植物をかざるとき。大小さまざまな植物が並ぶことを考えて、場所に合った植物を選んでいきましょう。選び方のポイントは、置く場所を決めること。
堀さん
植物の大きさは、置く場所に合わせて選びます。育てやすい植物は、大きなものではフィカスやウンベラータ、オリーブの木、中サイズではモンステラ、サンスベリア、小サイズではワイヤープランツ、多肉植物などがありますね
グリーンに初挑戦する人におすすめなのは、枯れる心配が少なくて育てやすいガジュマルやユッカ。手間が掛からないのもポイントだそう。植物それぞれの水やりや植え替えの頻度、育てるのに向いている場所を必ずチェックして、自分のライフスタイルに合わせたグリーンを選びましょう。
(1)一列に並べる
シンプルな鉢だとさみしくなりがちですが、鉢を一列に並べることで統一感もでて、ディスプレイとして目を引くように。
(2)シンメトリーに飾る
左右対称(シンメトリー)でグリーンを置くと、空間に安定感が出ます。部屋全体のバランスも良くなり、すっきりとした印象の空間に。
(3)空間の余白に飾る
allbuild86さんの部屋のように、テレビボードの横や棚の上に、小~中型サイズの植物を飾ると、無機質だった空間が癒やしの空間に。鉢植えでも、花器でもOK。余白に合うバランスで取り入れてみましょう。
堀さんおすすめのグリーンはこちら!
初心者におすすめの枯れにくい観葉植物
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大きなサイズ
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中くらいのサイズ
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小さいサイズ
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まとめ
無造作に置いているように見えて、じつは飾り方にテクニックが求められる植物。3つのTIPSを参考にしながら、アレンジしてみてくださいね。「植物に水をあげたり、着せ替えをするように鉢を入れ替えてあげたりすると、植物だけではなく、自然と部屋にも愛着がわいてくるんですよ」と堀さん。さっそくお気に入りの植物を見つけて「#グリーンのある暮らし」を実現しよう。