部屋の大きな面積を占めるカーテン。選び方によっては、部屋のイメージは大きく変わります。落ち着かないオシャレではない部屋になってしまわないように、カーテン選びのコツをご紹介します。
一人暮らしを始めようと思ったとき、インテリア選びでは何を重視しますか? テーブルや椅子はどんなイメージで揃えようとか、ベッドはどういうタイプにしようとか、いろいろ夢は広がりますね。そんな中、意外に後回しになるのがカーテン。窓のサイズにあったものであれば何でも良い……なんて思って、あまりよく考えずに選んでしまう人もいるかもしれません。でも、カーテンは部屋の面積全体に対してかなりの部分を占める重要なアイテムです。ここでは、そんな部屋のイメージを大きく左右するカーテンを上手に選んでいるお部屋をご紹介します。
カーテンにはどんな色が向いている?
部屋の面積の多くを占めるカーテンは、選ぶ色によって部屋が広く見えたり、狭く見えたりします。よく言われるのは、壁の色と同じトーンの色を選ぶと部屋が広く見えるということ。また、メインのインテリアと色を合わせると、統一感が出て落ち着いたイメージの部屋になります。一方で、あえてインテリアの全体のトーンとは逆の色を持ってくると、アクセントになってバランスのいい部屋に。好みに合わせてセレクトできるといいですね。
dkdk0621_さんの部屋のカーテンはどちらかといえば濃い色ですが、スモーキーなトーンなので家具の色にも調和し、圧迫感がなくなります。明るいピンクを入れるよりも大人な印象になりますね。
柄物カーテンは選ぶのが難しい?
柄に一目ぼれして買ってきたカーテン。でも、いざ取り付けてみるとなんだか思っていたイメージと違っていたり、最初はお気に入りでもすぐに飽きてしまったりすることがあり、柄物は難しいと思われがち。でも、面積の小さい窓につければ部屋のアクセントになりますし、他の家具の色と同じトーンの柄を選べば、違和感なく部屋にマッチしますよ。
miucco_さんの部屋の窓はあまり大きくないので、カーテンの面積も小さめ。柄物といっても、グレーの幾何学模様でトーンが抑えられているので、いいアクセントになっています。しかも、透け感があって外の日差しが入り、軽やかな印象ですね。もともと部屋に備え付けのカーテンが気に入らなくて、自分で探したのだそう。ソファーの色にも合っていて、素敵です。
大人気の北欧柄。イケアのファブリックを使った手作りカーテンなのだそう。大胆な柄ですが、モノトーンなので落ち着いた印象の部屋になっています。
素材によって長所・短所もいろいろ
カーテンは、厚手のドレープカーテンから、薄手のレースカーテンまで、素材もいろいろです。厚手のものは、遮光性や保温性に優れていますが、夏場などはちょっと暑苦しく感じるというデメリットも。一方で、薄手のカーテンは、涼し気ではありますが、遮光性や保温性に優れているとは言えません。素材や厚さによって長所・短所がそれぞれあるので、自分の好みに合ったものを選ぶことが重要ですね。
暑い季節は思い切ってnaoyxxさんのようにレースのカーテンだけにしてしまうという手も。 こんなレース素材をはじめとするシアーカーテンは、部屋が涼しげに見える効果大。丸いボール状のライトが複数繋がっている照明が、模様のようでおしゃれです。
sayo2361さんは、ニトリのブラインドを取り付けています。部屋のイメージにぴったりのデザイン! まるで映画やドラマに出てくる部屋のよう。 窓にはカーテンと決めつけるのではなく、ブラインドという選択肢もありですね。
家具の色合いとのバランス
部屋のイメージに統一感を持たせたいなら、家具とカーテンの色合いを合わせると上手くいくと言われています。家具の色合いがバラバラの場合は、まず自分のお気に入りの家具の色にカーテンを合わせると良いでしょう。たとえば、ナチュラルな木製の家具に合わせたいというときは、ベージュなどの落ち着いた色を選ぶと良いようです。
ベッドリネンの色調に合わせた寝室のカーテンがおしゃれなpiece_mini.sさんのお部屋。落ち着いたトーンでぐっすりと眠れそう。 メインのカーテンの向こうには、これもまたかわいいシアーカーテンが。毎朝、カーテンを開けるのが楽しみになる組み合わせですね。
カーテンのおしゃれな演出
ここまで、お気に入りのカーテンを選んで素敵に部屋を演出している人のインスタグラムをご紹介してきました。カーテン自体の色やデザインのほか、カーテンを引いているとき、開けているときにも、おしゃれな見せ方があるようです。
あえて真ん中で結んだ手前のレースのカーテンが、プリンセスっぽい。ソファと同じ色調の外側のグレーのカーテンの色が見えて、全体的にガーリーな雰囲気に。とても居心地の良さそうな部屋ですね。
カーテンを開いている時に留めるタッセルは、買ったときに付属しているものを使っている人が大半では? でも、___m.room___さんのようにおしゃれなタッセルをつけてみると、アクセントにもなり、気分も上がりますね。
まとめ
いろいろな部屋のさまざまなカーテンを見てきましたが、こんなカーテンを自分の部屋にもつけてみたいと思うものはありましたか? カーテンは、部屋のイメージを変えるだけではなく、そこで過ごす人の気分も左右する大事なもの。素敵なお気に入りを取りつけて、毎日気分よく過ごせたらいいですね。