食卓に一つの華やぎを。北欧食器はギフトにも自分使いにも◎

北欧食器とは、フィンランドやノルウェー、スウェーデンといった北欧で生まれた食器のことをいいます。
北欧食器の特徴は、温かみがある、鮮やかな色使いです。また、りんごやぶどうといった果物、野菜、葉っぱなど、自然をモチーフにしたデザインが多いのも特徴です。シンプルでスタイリッシュなデザインは、和のテイストとの相性がいいことでも知られています。
こうした特徴から、華やいだ雰囲気が魅力的でギフトにもよく使われる食器です。

iittalaは、フィンランドの1881年に創業したガラス製品メーカーです。伝統のクラフトマンシップを大事に作られるガラスの器は「特別の輝きを持ったガラス」として多くの人を魅了。近年ではガラス製品だけにとどまらず、「テーブルウェアの総合ブランド」としてさまざまな製品を取り扱っています。

デザイナーのカイ・フランクがデザインした「キルタ」をもとに作られた食器です。シンプルな色使いが特徴で、電子レンジ・オーブン調理もできるので、どんな場面でも使いやすくiittalaの中でも人気のシリーズとなっています。

プレート、ボウル、深皿など、種類も豊富で定番な食器がほとんど揃っています。カラーバリエーションも豊富で、色違いで揃えても、色を合わせてもおしゃれ。
使いやすさにこだわったシンプルなデザインでどんな料理とも合わせやすく、厚みもあるので普段使いできる安心感もあります。フォルムが違う食器も重ねられる収納にも便利なシリーズ。暮らしの中で使うザ・定番が欲しい人におすすめ。

さまざまな色使いのストライプが特徴のシリーズです。シンプルなプレートから深さのあるスタックボウルやマグカップなど、毎日の生活の中に取り入れやすいデザインが魅力です。斬新なストライプの色使いが、多くの人から支持を得ています。

上記のティーマと合わせて、テーブルのワンポイントとして使うのもおすすめ。ティーマとはサイズや器の展開が違っていて、かゆいところに手が届く絶妙なバランスで使い心地のいいシリーズです。

デザイナーのオイバ・トイッカがデザインしたガラス食器です。「カステヘルミ」は、朝日を浴びてきらめく、たくさんの真珠のような草露からインスピレーションを得てその名が付けられました。
手で食器を持つと凸凹しているため、見た目だけでなく質感の面白さも楽しむことができます。

一度廃盤になりましたが、ファンの熱い声を受けて再販されるようになった、根強い人気を誇るシリーズです。サラダやフルーツ、デザートなどの盛り付けにおすすめ。食洗機の使用もOKとなっています。

水の波紋のようなデザインが特徴のガラス食器です。ガラス食器にほどこされている表面の段差のおかげで、冷たい飲み物を入れたときに結露して滑りやすくなっていても、指が引っかかりやすく、しっかりと持てます。

シンプルなデザインなので飽きることが少なく、長く愛用できる食器。グラス同士で重ねることもでき、使わないときの使いやすさも考えられています。

ARABIAは、1873年創業のフィンランドを代表する陶磁器ブランド。紫色やオリーブ色など、鮮やかながら落ち着きのある色味を用いた食器は、一人で食べる食事を華やかにしてくれます。
また、白、黒といったモノトーンで彩られたデザインもあり、ランチやディナーなど状況に合わせて食器を選ぶこともできます。世界中の人々に愛されているムーミンのキャラクターを再現したシリーズも人気です。
また、どのシリーズも食洗機や電子レンジ、オーブンにも使えて、冷凍も可能。実用性の観点からも非常に便利なブランドとなっています。

パラティッシシリーズは、デザイナーのビルガー・カイピアイネンが、果物、花、ベリーをモチーフにした食器をデザインしたところから始まりました。
パスタやサラダなどシンプルな料理を鮮やかな見た目にしてくれます。現在は、ブルーとイエロー、モノトーン、パープルとグリーンの3色のバリエーションで展開。

アベックシリーズは、細かい藁でできた畳のようなデザインが特徴。和柄の雰囲気をまとった洋食器。
シンプルでナチュラルなタッチで描かれているので、パスタなど洋食だけでなく、肉じゃがといった和食にも合わせやすい食器です。焼き魚やおにぎり、卵焼きなど、朝食で使うのにもぴったり。
映画『かもめ食堂』にも登場していることは、ファンによく知られています。

ココシリーズは、アラビアの食器の中でもシンプルなデザインが特徴。
イエローやピンクなど明るい色味のものも多く、食卓にひとつこの食器があるだけで、食事を明るく楽しいものにしてくれます。美しいフォルムでデザインされており、きれいに重なる様は、実用性はもちろん、食器棚に重ねて並べておくだけでも楽しめます。

Rorstrandは、1726年に創業した、ヨーロッパで2番目に古い歴史を持る陶器メーカーです。スウェーデン王室御用達としてや、ノーベル賞の晩餐会で利用されていることなど良く知られた、格式のある食器ブランド。2001年には、iittalaグループの傘下になりました。

北欧食器に多いブルーだけではなく、鮮やかなグリーンやイエローなども取り入れられています。
食洗機、電子レンジに対応していて、神経質にならずに気軽に使えます。

モナミシリーズは、ブルーの小さな花をあしらった柄が特徴。北欧食器特有のブルーとホワイトが、おいしい食事をさらに温かみのあるものにしてくれます。
モナミはフランス語で「友達・恋人」という意味の通り、親しみやすくシンプルなデザインで、毎日使っても飽きることがありません。

クリナラシリーズは、スウェーデン語でグルメという意味を持ち、パセリやラディッシュ、ブルーベリーといった野菜や果物を使ったデザインが特徴。イエローやレッドなどの明るい色合いが、シンプルな食事を鮮やかなものにしてくれます。
北欧食器でも少し鮮やかな食器が欲しいといった方におすすめ。4つのサイズのボウルは深さが浅めで、ボウルとしてもプレートとしても使える汎用性の高さがあります。

スウェディッシュグレースシリーズは、無地で落ち着いたデザインと淡い色合いがかわいくて、優しいおしゃれさのあるブランドです。プレートの縁を彩る模様は麦の穂をイメージしており、さりげなく料理を引き立ててくれます。

深さの違うプレートに、ボウル、マグカップといったように一通りの食器が揃っており、食卓をこれひとつで統一させてみるのも良いですね。

ペルゴラシリーズは、ブルーで彩られた植物のつるがデザインされた食器。ブルーと白のシンプルなデザインが、イエローやレッドなどの明るいテーブルクロスとも合わせやすいです。
北欧食器は大胆なデザインも多いですが、この食器は繊細なデザインで、見ている人の心をなごませてくれます。

2014年に廃盤になり2016年に限定復刻しましたが、現在は生産未定となっており、手に入れるのが難しくなっています。

シンプルで温かいデザインが人気の北欧食器。少し敷居が高いと感じていた方も、毎日の食事を楽しくするために、ひとつは購入してみたいと思ったのではないでしょうか？
お気に入りのデザインの食器をひとつずつそろえていくのを、ぜひ楽しんでみてください。