ほうれんそうの保存方法と、長持ちさせるちょっとしたコツについて詳しく紹介していきます。栄養バランスに優れ、緑黄色野菜の王様と呼ばれる「ほうれんそう」は、さまざまな料理に使える一人暮らしの強い味方ですが、乾燥に弱く、日持ちしにくいという弱点があります。自炊をする一人暮らしの大学生にとって食材を腐らせてしまうのは痛手。ほうれんそうがより使いやすくなるようコツを覚えて上手に自炊を続けましょう。
ほうれんそうの保存の基本
一方で、ほうれんそうは傷みやすく、すぐに食べきる必要があります。しかし、ほうれんそうを保存するときにちょっとした工夫をするだけで、鮮度とおいしさを損なうことなく長持ちさせることができます。
ほうれんそうは立てて保存しておく
そのため、ほうれんそうは立てた状態で保存しましょう。畑で生えていたときと同じように根を下にした状態は、ほうれんそうにとって無理のない自然な状態なので、負担を最小限に抑えることができます。
逆に寝かした状態で保存するとストレスがかかり、鮮度の低下を早めてしまいます。
ほうれんそう保存の最適温度は0~5℃
ほうれんそうは冬(11月~2月)が旬の野菜なので、保存に最適な温度は0~5℃と低く、常温での保存には向いていません。
また、葉物野菜のほとんどが乾燥に弱いため、95~98%の湿度が保たれた環境が最適とされています。
ほうれんそうを濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包み、ビニール袋で密閉して冷蔵室に立てて保存すると、1週間程度は鮮度を保つことができます。
冷凍ほうれんそうの保存期間は最大約1カ月
ほうれんそうを冷凍保存する方法
生のまま冷凍しておく方法
上手に保存するコツは綺麗な水でしっかりと洗い、冷凍する際にフリーザーバッグの中の空気をしっかりと抜くことです。冷却に時間がかかると鮮度が低下してしまうので、なるべくすぐに温度が下がるように空気の層をなくしておきましょう。
茹でてから冷凍する方法
鮮度を保つポイントは生のときと同じで、しっかり水気を切ってラップに包み、フリーザーバッグの中の空気をしっかりと抜いてからほうれんそうを入れて冷凍庫で保存します。冷凍の状態のまま使用した方がおいしく食べられるので、保存するときは小分けにして包んでおくと使うときに便利です。
冷凍したほうれんそうを解凍する方法
また、調理方法によって解凍方法を変えることもできます。
例えばおひたしやサラダなど、常温調理をするものは自然解凍がおすすめですし、スープや炒めもの、煮物など火を使う調理に使うときは、冷凍したほうれんそうをそのまま使っても問題ありません。解凍の手間も省けるので一石二鳥でしょう。
保存に便利なアイテム
フリーザーバッグはダイソーやセリアなどの100円ショップでも販売されていますし、業務スーパーにも高品質な保存袋が販売されています。フリーザーバッグを使うことで食品の品質が低下してしまう「冷凍焼け」を防ぐことができるので、冷凍保存するときはフリーザーバッグを使いましょう。
まとめ
小分けにしたほうれんそうの冷凍保存を活用して、栄養バランスの良い食生活を目指しましょう。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
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