オクラはあまり日持ちがしないので「一人暮らしだと使い切れなくて腐らせてしまう……」という方もいるのではないでしょうか。オクラをうまく使い切れるように、最適な保存方法をご紹介します。オクラは晩ごはんのおかずやお弁当の彩りに、使い勝手の良い食材。スーパーに売っている野菜の中でも手ごろな値段で買うことができるため、一人暮らしの強い味方でもあります。上手に使って健康的で楽しい一人暮らしを送りましょう。
オクラを保存する前に
オクラはぬめりの成分に代表されるペクチンなどの食物繊維やβカロテン、カリウムやカルシウムも多く含んでいるとても栄養価の高い野菜です。 栄養価の高いオクラをおいしく食べるためにも適した方法で保存しましょう。
オクラの主な保存方法
風通しの良い冷暗所で、新聞紙に包んでヘタを下にして立てて保存しましょう。夏は冷蔵庫の野菜室で同様にして保存します。
オクラの保存期間と長持ちさせるコツ
オクラは低温と乾燥、湿気を嫌います。そのため、そのまま冷蔵庫に入れると低温障害をおこし、すぐに傷んでしまうのです。冷蔵庫で長持ちさせたいなら、乾燥を防ぐため新聞紙やキッチンペーパーに包み、ヘタを下にして立てておくと野菜室なら4~5日は持ちます。
野菜は収穫した時と同じ状態にしておく方が長持ちするので、きゅうりや人参などと同様立てて保存するのが良いとされています。常温で保存する場合も、紙に包んで立てて保存する方が長持ちします。
保存する時は通気性に注意
自宅で保存する時にも、湿度が高くなりすぎる場所や、乾燥しやすい場所には置かないようにしましょう。
悪くなったオクラの特徴
生のオクラを冷凍保存する方法
冷凍保存する前の下処理
板ずりでは、まずオクラ全体に塩をまぶし、手のひらを使ってまな板の上でコロコロと擦り転がしてください。オクラ表面の産毛が取れてきたら板ずりは完了です。
次に包丁を使ってオクラのガク(ヘタの周りの部分)を取っていきます。この固い部分を削っておくと、調理をする時の下処理の手間が減ります。
板ずりとガクの処理が終われば、冷凍保存の準備は完了です。
冷凍する手順
フリーザーバックの封をする際は、なるべく空気を出すようにしましょう。冷凍保存すると1カ月程度は保ちますが、鮮度も関係してくるので早めに食べきりましょう。
茹でたオクラを冷凍保存する方法
冷凍保存する前の下処理
長く茹ですぎるとくたくたになってしまうので気をつけてください。
冷凍する手順
粗熱が取れたら、あとは生の時と同様にラップに包みフリーザーバックに入れて冷凍しましょう。
冷凍したオクラの解凍方法
料理までに時間がある場合は緩慢解凍をしましょう。オクラを使う日の前日から冷蔵庫でゆっくり解凍してください。
レンジで温めて解凍しても問題ありませんが、加減が難しくやりすぎてしまうことがあるので、様子を見ながら解凍してください。急いで解凍するのであれば、ラップをしたまま流水に1~2分さらす方法をおすすめします。
また、刻んで保存したオクラをお味噌汁や炒め物などに使う場合は、冷凍した状態のまま使用しても問題ありません。刻んであるオクラは解凍も早いので、すぐに使いたい人は刻んでから冷凍保存しましょう。
まとめ
オクラは栄養価が高い食材なので、一人暮らしの人は冷凍保存を上手に活用して、オクラを取り入れた料理に挑戦してみましょう。
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