今回は玉ねぎの正しい保存方法や注意点、選び方について解説していきたいと思います。鮮度を保つには正しい保存方法をしているかが大事。知らずに保存していると、傷んだり芽が出てしまったりして早く状態が悪くなることがあるかもしれません。野菜の中でも使用頻度が高く、様々な料理に活用できる玉ねぎを上手に使えるようになりましょう。
玉ねぎを保存する前に
保存期間の目安
しかし、あくまでもこれは目安であり、手に取った時に柔らかく、腐敗していたり、異臭がしたりするものなどは保存期間内でも鮮度が極端に落ちてしまっています。こういったものは処分しましょう。成長して芽が出ている場合は半分に切って中心にある緑色の芽の部分を取り除いて使います。
玉ねぎの最適保存温度および湿度
玉ねぎを保存するのに最適な湿度は50~70%と、人にとっても最適な湿度が保存に適しています。冷蔵庫の野菜室内は湿度が90%近くあって、実は玉ねぎにとってはあまり良い保存環境ではありません。湿度の低い冷蔵室で保存しましょう。
腐ったものは早めに取り出す
りんごと一緒に保存すると、りんごが出すエチレンガスにより玉ねぎの成長を促進してしまい、根や芽が出やすくなってしまうので注意してください。
玉ねぎを常温で保存するコツ
玉ねぎの常温保存のポイントを2つ紹介します。
吊るして保存する
ネットの中に入れる分量としては2~3個が最適で、それ以上入れると通気性が悪くなる可能性もあるので注意が必要です。
通気性の悪い袋の中などに入れると湿気が溜まりやすく、鮮度が落ちてしまう場合があるので、買ってきた時のビニール袋からは出して保存しましょう。温度に問題がなければ2カ月は保存可能です。
かごで保存する
注意点としては、風通しの良い場所に置く、ぎゅうぎゅうに入れすぎない、新聞紙が玉ねぎの湿度を吸って柔らかくなってきたら取り換える、といったことが挙げられます。この方法でも1~2カ月ほど持ちます。
カット玉ねぎの冷蔵保存のコツ
玉ねぎをカットした場合は ジップロックの袋に入れ、なるべく空気を抜いて閉じます。その状態で冷蔵庫で保存します。こちらも保存期間は3~4日です。
玉ねぎを冷凍保存するコツ
この方法で、鮮度を保ったまま、1カ月ほど保存できます。
カットしたら冷凍保存がおすすめ
冷凍した場合、シャキシャキした食感は損なわれることが多いですが、甘味が増します。そのため、カレーやシチューなど煮溶けて食感がなくなっても問題ないレシピに向いています。
炒めたり、電子レンジで加熱したりしてから冷凍保存することもできます。みじん切りの玉ねぎを炒めた状態で冷凍すれば、ハンバーグやミートソースにすぐに使えて便利です。
玉ねぎの解凍方法
新鮮な玉ねぎの選び方
①艶があるか
②上下の端がぎゅっと詰まっているか
③球形に近いか
④ずっしりと重みを感じるか
を確認してみてください。
この4つが新鮮な玉ねぎの条件です。
新玉ねぎについて
新玉ねぎは冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べきるようにしましょう。
水分が多いので、生のままスライスしてサラダにしたり、薄切りにしてさっとゆでてポン酢をかけたりして食べるのがおすすめです。
まとめ
これから自炊を始める方は、この記事を参考に玉ねぎと上手に付き合っていきましょう。
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