【食費編】学生さんにおすすめの節約術4選

  • 一人暮らしハウツー

一人暮らしの大学生におすすめしたい、食費の節約術についてご紹介します。初めての一人暮らしでは思いもよらない出費がかさみ、気付けば自由に使えるお金がない!なんてこともありますよね。そこで今回は、今すぐにできて無理なく続けられる、簡単な節約術をご紹介します。

気を付けないとすぐ膨らむ「食費」

一人暮らしで大きな節約ポイントとなるのが「食費」。「忙しいから外食」「たまにはスイーツ」などと気がゆるむと、あっという間に食費は膨らんでしまいます。光熱費や水道代は基本料金があるので、節約してもインパクトが小さいですが、節約すればぐっと出費を減らせるのが食費です。大学生の一人暮らしでは、それでなくても「気付いたらお財布がピンチ!」となりがち。食費の節約術を知っておきましょう。

簡単にできる!学生さんにおすすめの食費節約術

食費は節約したいですが、食事は楽しみでもありますから、あまり無理はしたくありませんよね。そこで、簡単にできる食費の節約術をご紹介します。

まずはご飯を炊くことから

一人暮らしで食費を節約するなら、「自炊すべき」とよくいわれますよね。作るのが面倒で外食したり、コンビニでお弁当を買ったりすれば、どんどん食費は増えてしまいます。「料理なんて苦手だなあ」という人も、一人暮らしをきっかけに自炊にチャレンジしてみませんか? 手の込んだ料理を作る必要はないので、まずは「ご飯を炊くこと」から始めましょう。ご飯をまとめて炊いて1膳ずつ冷凍しておけば、おなかが空いたときに解凍してささっと食べることができます。


安いスーパーや特売日をインプットしておく

どこのスーパーでもたいてい特売日があるので、インプットしておくといいですね。毎日なんとなくスーパーに行くのではなく、特売日にまとめて買い物すれば安くなります。ただし、安いからといって、余計な買い物をしてしまわないように気を付けてくださいね。また、近くにスーパーがいくつかある場合は、時間があるときに値段をチェックしてみましょう。見比べてみると、同じ商品でもけっこう値段が違うことがあるんです。閉店間際のタイムセールも要チェックですね。

野菜たっぷりスープを作り置き

特売や仕送りなどで野菜がたくさんあるときは、数日分たっぷりのコンソメスープを作りましょう。切った野菜と粉末のコンソメを入れて煮込むだけですし、まとめて作ると食費もガス代も節約することができます。大きなお鍋いっぱいに作って、小分けにして冷蔵庫に保存しておくと、温めるだけですぐに食べられて便利。基本のコンソメスープを作っておけば、トマト缶を入れてトマトスープにしたり、カレールーを入れてカレーにしたり、うどんやご飯を入れて煮込んだり、アレンジもしやすいんです。献立を考える手間も省けますね。


まかない付きのアルバイトは一石二鳥

「授業がない日はアルバイトしようかな」と思っている大学生なら、「まかない」がある飲食店を選んでみてはいかがでしょう。まかないとは、お店で従業員が食べられるご飯のことで、ランチや夜ご飯を無料や格安で食べることができます。まかないがあるかどうかは、アルバイトの求人情報に掲載されていることが多いので、アルバイトを探すときはチェックしてみるといいでしょう。アルバイト代をもらいながらご飯代まで節約できるなんて、得した気分になりますね。

食費節約で気を付けたいポイント

食費を節約することに捉われすぎて、食事の回数を減らしたり、安いからとインスタント食品ばかり食べたりするのは体によくありません。食費を節約するときには気を付けたいことがあります。

栄養バランスを考える

大学生の食費節約でありがちなのが、「炭水化物だけ食べる」「安いもやしばかり食べ続ける」などという偏った方法です。もやしにも栄養はありますし、パスタやうどんなどの炭水化物は節約の強い味方ですが、健康をキープするためにはいろんな食材をバランスよく食べる必要があります。食費を節約しつつも、食事のバランスを考えてみてください。

たまには贅沢してリフレッシュ

一人暮らしで節約は大事ですが、毎日節約のことを考えていると疲れてしまいますよね。きちんと節約生活ができたら、たまにはおいしいものを食べてリフレッシュしましょう。メリハリのある生活をすることが、楽しみながら節約するコツです。

まとめ

一人暮らしの節約方法として、食費を抑えるコツをご紹介しました。生きるために食事は欠かせないものですし、食事は楽しみでもありますよね。節約を意識しながらも、栄養バランスに気を付けて体調を整えてください。無理なく食費を節約して、楽しい一人暮らし生活を満喫してくださいね。
監修:和田由貴
消費生活アドバイザー

暮らしや家事の専門家としてテレビ・雑誌・新聞などのメディアで活動。私生活では2人の子を持つ母で現役の節約主婦でもあり、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットー。消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)/家庭の省エネエキスパート(診断・指導級)など多数の資格を保有。

この記事のキーワード