キッチンは毎日使うので、気を抜くとすぐ散らかってしまいますよね。忙しい生活のなかでも、片付いたキッチンをキープする秘訣をご紹介します。収納の5カ条を守って使いやすいキッチンを目指しましょう!
「気づいたらキッチンがものであふれかえっている」という声をよく聞きます。日本のキッチンは海外に比べてとても狭く、なかなか上手に収納できないという方も多いのではないでしょうか?
収納全般にあてはまる「収納5カ条」をキッチンにあてはめて解説していきます。
収納5カ条って?
-
1:収納量を把握して、8割以上収納しない
-
2:使用頻度ごとに収納する
-
3:よく使うものはアクション数を減らす
-
4:一緒に使うものはグルーピング
-
5:使った後は定位置に戻す
忙しくても散らからない収納5カ条! 一人暮らしの部屋をきれいに保とう – とりぐら|一人暮らしの毎日がもっと楽しく
収納5カ条をキッチンにあてはめよう
①収納量を把握して、8割以上収納しない
忙しい毎日のなかでもスッキリした状態を保つためには、8割以上収納しないことです。
方法は簡単!
- キッチンアイテムを全部出します
- トレイやカゴを使って収納スペースを区切ります
- 今月使うものだけを戻す(2割の余裕を残して収納)
- 入らなかったものはキッチン以外での収納を考える
@a___l__e_さんのようにシンク下にラックがない場合はラックを準備して、細々したものを更にカゴなどを使って仕切ってみましょう。
収納にも余裕があるのも◎!
②使用頻度ごとに収納する
使用頻度の高い「月1回以上使うもの」は、ハンディーゾーン内に定位置を決めていきましょう。「ハンディーゾーン」とは、身体的に手を伸ばしやすい可動域のことを呼びます。
ハンディーゾーンについて詳しく知りたい人はこちらをチェックしてくださいね。
キッチンの上の棚には使用頻度が少ないものを、使用頻度が高いものは見せる収納をするのもおすすめです。
@m._____styleさんは普段使わない水筒やお弁当箱、紙皿や紙コップ、ストック紙ナプキン、食品のストックなどを冷蔵庫の上に収納しています。
③よく使うものはアクション数を減らす
また、アクション数を減らし、出し入れしやすくするためには、ものは寝かさず立てて収納するのもおすすめです。
④一緒に使うものはグルーピング
同じタイミングで使うアイテムは近くに収納するなど工夫すれば、必要なときにサッと使えて、使い終わったらすぐ戻すことが出来ます。
他にも冷蔵庫の近くにラベルとペンを置いておくなどもおすすめです。
ここでポイントは「最初から収納アイテムを揃えようとしない」こと。買ってみたら意外と使いづらかったりとか、出し入れが面倒で結局使わなくなったりすることって、ありますよね。
まずは、スーパーの透明トレイやペットボトルを切って使ってみてもよいのです。数日仮運用してみて、良さそうだったら無印良品や100円ショップなどで収納アイテムを買うことを考えるのがおすすめです。
⑤使った後は定位置に戻す
もし定位置に戻っていないようであれば、それは定位置が間違っているのかもしれません。
また、毎日忙しい人の場合は、仮置ボックスをキッチンの横に置いておきましょう。週に1回そこから定位置に戻せばOKですよ。
キッチン収納のコツまとめ
キッチン収納は細々したアイテムをたくさん使うため、散らかりやすい箇所です。きちんと収納方法や定位置を決めればきれいを保つことができます。日々トライアンドエラーを繰り返し、自分にとって使いやすいキッチンにしていきましょう。
キッチン周り以外の片付けも気になる、そんな方は書籍「モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ」でもご紹介しているので、よろしければぜひご覧ください(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンより出版)
協力
サマリーポケット
1箱250円〜と、手軽な価格で利用できる宅配型の収納サービス。モノの預け入れから取り出しまで、すべてスマホひとつで可能に!預けた荷物は倉庫スタッフが一点ずつ写真撮影・リスト化し、スマホ画面でいつでも確認できます。サマリーポケットで暮らしをもっと快適に。
株式会社サマリーでデータ解析を担当。
趣味は、ピラティスとお笑いを見ること。
著書『捨てない片づけ』