【2022年】一人暮らしでも大きめの冷蔵庫がお得! おすすめの冷蔵庫12選をご紹介

  • 一人暮らし準備

一人暮らしであっても大きな冷蔵庫を使っていれば節約や日常生活においてさまざまな利点があります。そこで今回は、家電販売員が選んだ「一人暮らしにおすすめの大きめの冷蔵庫12選」をご紹介します。一人暮らしにおける大きい冷蔵庫のメリットや選び方も一緒にチェックしてみましょう。

一人暮らしで大きな冷蔵庫を選ぶメリット

一人暮らしの冷蔵庫なら、大きさは150L程度がよいとされています。また、小さいほど値段も安くなるので、一人暮らしをする際には容量の小さいサイズの冷蔵庫を選びがちです。
しかし、ライフスタイルによっては2~3人用の大きな冷蔵庫のほうがよい場合もあります。
大きめの冷蔵庫の便利な点をチェックして、どの容量の冷蔵庫が向いているのか考えてみましょう!

食材の買い溜めができる

150L程度の小さな冷蔵庫だと買いだめが難しく、こまめに買い物に行かねばならなりません。買い物の回数が増えると、その時々で余計な出費がかさむ可能性もあります。
しかし、大きな冷蔵庫ならば一度の買い物で一週間分の食材を買って余計な買い物を減らせます。

余裕のある大きさの冷蔵庫であれば冷凍庫も大きいので、今すぐ使わない分は冷凍にしておけば無駄なく保存可能。 また、一人分で売っている食材より、量の多いもののほうが食材は安い場合がほとんどなので、量の多い食材を買ってもちゃんと保存できる容量があると節約にもつなげやすいでしょう。

作り置きができる

休みのうちに平日の分の食事をまとめて調理して、冷蔵庫に保存しておいたり、冷凍庫に冷凍保存しておくこともできたりと、大きめの冷蔵庫は一人暮らしの作り置きにも便利なのです。作り置きをすれば、毎日の家事負担を少なくできますし、1回の食事における品目数が増えるので栄養バランスも整えやすくなるでしょう。

小さい冷蔵庫より電気代をおさえられる

小さい冷蔵庫は冷却の循環効率が悪く、断熱部分も小さいため消費電力が大きいのです。一人暮らし用のコンパクトな冷蔵庫よりも2~3人向けの大きめの冷蔵庫のほうが、電気代の面ではお得になります。特に、省エネ機能が付いているものだとその差は歴然です。

150Lと350Lだと、350Lのほうが電気代が年間5,000円以上お得になる場合もあります。

一人暮らしにおすすめ!大きめの冷蔵庫9選

シャープ SJ-W352E

左右どっちもドアを搭載した、「シャープ」の350L冷蔵庫です。どちらからでも冷蔵室を開くことができるため、どこに設置してもドアが開かなくて困るということがありません。
300Lクラスになると冷蔵室、野菜室、冷凍室が別個になっているため、それぞれの用途に合わせて食材を保存、保管をできるのが最大のメリット。さらに、こちらの機種は169cmと低めの高さに設計されているため、女性でも楽に最上段のものを取り出すことが可能です。

日立 真空チルド R-S32JV

冷蔵庫において昔から非常に人気のあるメーカー「日立」の、300Lクラス冷蔵庫。食材の酸化を防ぎ傷みをおさえる、上位クラスにも搭載の真空チルドを備えています。チルド室をロックして中の空気を抜くことによって実現しており、生ものや腐りやすいものの保存にも適していますよ。
前面が強化ガラストップになっているため、指紋が付きやすいものの磨けば非常に高級感のあるフォルムに。「一人暮らしでも冷蔵庫はこだわりたい!」といった方におすすめです。

パナソニック エコナビ NR-C341C

中型~大型の冷蔵庫で根強い人気のある「パナソニック」の335L冷蔵庫です。幅59cm、奥行き63cm、高さ167cmと本体自体は小さめながらも、断熱材の効率化で大容量を確保! キッチンが狭い一人暮らしの部屋でも楽に設置できます。
また、エコナビと呼ばれる節電機能も搭載。使用者の生活リズムに合わせて開かない時間帯は節電運転、よく開く時間帯はしっかりと冷やすといった調整を自動でおこなってくれるのも高評価です。

ハイセンス HR-B2302

中国の巨大家電メーカー「ハイセンス」の227Lの冷蔵庫。今回紹介する冷蔵庫のなかでは若干小さめではあるものの、一人暮らしでの需要にしっかりと応えてくれる冷蔵庫になっています。
正面から見て余計な突起物などが一切ないため、インテリアにも自然に溶け込んでくれるのが特徴です。2ドアで上段が冷凍室になっており、氷や冷凍モノを楽に取り出せるようになっているのがうれしいポイント。「そこまで大きいものはいらないけれどもそれなりに備蓄はしておきたい」という方にピッタリのサイズです。

三菱電機 MR-CG37E

ガラストップの前面が高級感を演出してくれる、「三菱」の365L冷蔵庫。凍らせずに低温を保って生ものを長時間保存することができる氷点下ストッカーを採用しています。新鮮なまま保存できて調理の短縮もできますよ。また、独自のコーティングで汚れが付着しづらくなっているので、お手入れが楽なのも長く使う冷蔵庫にとって嬉しい利点です。

ハイアール JR-NF218B

コスパに優れた商品が多い中国の大手家電メーカー「ハイアール」の218Lの冷蔵庫です。2ドアで冷蔵室と冷凍室というシンプルな作りながらも、省エネ基準達成率が110%達成をしており、年間の電気代もかなりおさえられるのが大きなメリット。また、ホワイトのほかにもかなり珍しいゴールドカラーをラインナップしており、お部屋にアクセントを加えたい方にもおすすめの製品です。

アイリスオーヤマ IRSN-23A

東北に本拠地を置き、コスパ重視の家電づくりに定評のある「アイリスオーヤマ」の231L冷蔵庫。この大きさの冷蔵庫のなかでは群を抜いてリーズナブルなので、限りある予算で選びたい人におすすめの製品。
冷凍室は3段トレーの引き出し式のため、霜が付きにくく冷凍焼けしづらいのが大きな特徴。小分けにして長期保存をする場合にも便利です。

日立 R-S40K

前面にクリスタルドアを採用した高級感のあるデザインかつ、保存機能が多彩な「日立」の400Lクラス冷蔵庫。5ドアで冷蔵、冷凍、野菜のほかに小型冷凍室と製氷室が追加され、保存するものに合わせての収納力が抜群です。
冷蔵室内には氷温ルームを搭載しているため、食材を凍らせないギリギリの温度で生鮮食品の鮮度を保ってくれます。野菜室にはスリープ野菜室を採用。野菜の呼吸活動を抑えて保存するため、みずみずしさが長持ちしますよ。

パナソニック NR-E415PV

5ドアを搭載している406L冷蔵庫です。パナソニックの特徴的な省エネ機能「エコナビ」の搭載。
また、冷凍室、野菜室を大きく開けて使用できる「ワンダフルオープン」も冷蔵庫を冷やすコンプレッサーを上段に配置することにより実現しています。100%開放することができるため、冷蔵庫内の整理がしやすいのがうれしいポイント。「とにかく収納力を重視したい!」という方にうってつけの冷蔵庫です。

一人暮らしの"大きめの冷蔵庫選び"で重視したいポイント

音が静か

一人暮らし向けの部屋は生活空間とその他の空間が一緒になることが多く、ベッドが冷蔵庫の近くにあるということも十分に考えられます。
そうなった際に駆動音のうるさい冷蔵庫だと睡眠を阻害され、大きなストレスになってしまいます。
そうならないためにも静音性の高いモデルを選ぶのが重要です。

食材が長持ちする

一人暮らしで食材を買い置きしておきたいという場合に非常に大きなポイントになります。
冷蔵庫の中にはチルド室を真空保存にしたり、一定の温度で食材を微凍結させておいて長持ちさせてくれる機能のついたものなど、鮮度を長持ちさせてくれる物があります。
長期間の保存になりやすい一人暮らしの買い置きでは見逃せないポイントです。

省エネ

大きな冷蔵庫には最新機能が盛り込まれやすく、中には購入後、2-3週間で使用者の冷蔵庫の開閉が多い時間を学習し、それ以外の時間は省エネ運転をするという非常に頭のいいモデルも出ています。
こういったところに着目して、少し大きめの冷蔵庫選びをしていけば、毎月の電気代を抑えられて、何年かすれば小さい冷蔵庫を買うよりもお得だったと言えるようになるでしょう。

一人暮らしで"大きめの冷蔵庫"を選ぶときの注意事項

搬入経路を通れるサイズかが一番大事

一人暮らしの冷蔵庫の上限サイズは住んでいる部屋の大きさによって変わってきます。
まず、ひとつ目の選び方のポイントとなるのが搬入できるか、という点です。一人暮らしの部屋のドアは小さめのものが多いです。そのため、せっかく購入した冷蔵庫が搬入ができずに返品となったということも起こり得ます。自宅の玄関のドアと設置予定の部屋のドアの高さと横幅をきちんと計り、その大きさよりも小さい冷蔵庫が上限になります。

冷蔵庫は大きさがある程度決まっており、幅が48cm、52cm、54cm、60cm、62cm、65cm、68.5cmの物がほとんど。搬入には入れたい冷蔵庫の幅+5cmの搬入経路の大きさが必要ですので注意しておきましょう。

部屋の大きさとのバランスで

次に、ポイントとなるのは部屋の大きさとの釣り合いです。まず、冷蔵庫を設置するには冷蔵庫の左右に5mm~2cm、上に5cm~10cmの放熱スペースが必要になります。冷蔵庫の設置スペースから計算をして上限サイズを求め、実際に冷蔵庫を置いたときの室内のバランスをイメージして圧迫感などを感じないかを考慮して冷蔵庫の大きさを決めていきます。

意外と引っかかるのが奥行きで、一人暮らし用の部屋の場合、冷蔵庫設置スペースの奥行きがかなり浅い場合が多いです。60~70cm程度の奥行きの冷蔵庫が現在は多いので、そこもしっかり確認しましょう。

まとめ

大きい冷蔵庫は小さい冷蔵庫に比べて、買いだめや作り置きがしやすいという利便性があります。その分部屋に入るか、部屋を圧迫しないかは、重要なポイントになるので、しっかりとサイズを測ってから商品を見に行きましょう。
また、大きければ同棲するようになったときでも新たに買い替える必要がない可能性もあり、より長く使える可能性があります。便利で節約にもなる大きな冷蔵庫の設置をぜひ検討してみましょう。
監修:たろっさ
プロの家電販売員 兼 家電ライター

プロの家電販売員 兼 家電ライター。
札幌市在住。33歳。趣味はゲームと電器屋巡り。
20歳から家電量販店で働き、年間2億円、11年で25億円を売り上げた。
家電でわからないものはない家電スペシャリスト。

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