引越し当日、もし荷造りが終わっていなくても引越しはできるのか、引越し当日までに荷造りが終わっていなかった場合どうなるのかなどを解説します。引越し作業のうち、一番時間がかかるのが荷造りです。早くから少しずつ準備をすればいいのですが、学業などが忙しく、引越し直前まで荷造りが終わらないこともあるでしょう。その対処法や、引越し当日までにどう荷造りを終わらせればいいのかなど、これから荷造りが待っている方や、荷造りで今苦戦している方にとって役立つ方法も合わせてご紹介します。
引越しの荷造りを終わらせるためには
1日でも早く梱包作業に着手する
梱包作業を進めるうちに、引越し業者からもらったダンボールでは足りなくなってしまったら、一度引越し業者に連絡しましょう。基本的には無料で再配達してくれます。もし、有料と言われたら中古ダンボールでも良いのでと交渉してみてください。
交渉の結果、有料であったり日にちがかかったりするようでしたら、スーパーやドラッグストアなどで譲っていただけないかお願いしてみましょう。まとまった量のダンボールが手に入る可能性があります。
引越し荷物を処分して減らしておく
作業中は、棚やタンスの中身を「要らないもの」と「要るもの」に選別しながら梱包を進め、要らないものは随時処分しましょう。冷蔵庫も運んでもらうなら、中身は引越し前日までになるべく少なくなるようにします。
とにかく急いで荷造りを済ませる方法とコツ
大型の家具・家電の梱包準備をする
タンスや食器棚の中身を先にダンボールに詰めてしまい、すぐに運び出せる状態にしておきます。その他の棚や家具も同様に、中身だけ先に出してしまうのがコツです。引越し業者によっては、引き出しの中身が入ったままでも運んでくれる場合もあるので、事前に確認しておくと余計な手間を省けます。
こうして大きなものの準備を済ませていき、あとから車などを使い自分で運べるようなものや、宅配可能な小物などは荷造りを後回しにすることで、最低限の荷造りを最短で進めていけます。
悩まずにとにかく梱包作業をする
要らないものは随時処分して、荷造りの作業自体を少なくしていくことも同時に行いましょう。
荷造りが終わらなくても引越しはできる?
ただし引越し当日に引き渡しなど、その日に荷物を全て出さなければならない場合は、残りの荷物を処分するという方法もあります。もちろん処分費用がかかるなどトータルでの引越し料金は高くなりますが、引越し先が狭かったり、処分が間に合わなかったりした場合によく利用されています。
荷造りが終わらないと分かった場合の事前の対処法
しかし、ほとんど手付かずでどうしようもないと思ったら、早めに頼んでいる業者へ相談してみましょう。荷造りや梱包を当日手伝ってもらうために、スタッフを増やせるサービスがあるかもしれません。ただスタッフを増やすには当然費用が発生するので、きちんと確認しながら決めてください。
その日でなくてもいいなら日程変更を検討しよう
もし荷造りが引越し当日までに終わらなさそうな場合には、とにかく早めに業者に相談してください。日程の変更をする場合は、遅くても3日前には連絡するようにしましょう。3日以上経ってしまうとキャンセル料が必要になる場合があります。
荷造り、梱包は依頼する人の義務
しかし、ほとんどの場合そのようなことはなく、荷物にダメージがあることが前提で箱詰めを手伝い引越しをしてくれます。
そういった状況になった場合には、引越し業者が提案する内容に従わなければならないことを忘れないでください。
荷造りが完璧に終わっていない状態で業者が来てしまった場合、まずは業者に運んでもらう大きな家具・家電、重たい荷物などだけでも引き渡せるようにしましょう。
まとめ
自分では運べない大きな家具や重い荷物などを先に準備し、最低限引越し業者に渡せるようにしておきましょう。まずは焦らずに、大きなものから先に準備し、一つ一つ片付けていくことが大切です。